乳幼児期に本当に大事なことって、たくさんの習い事をさせることなのでしょうか。(非認知能力を育てるあそびのレシピ 0歳~5歳児のあと伸びする力を高める /講談社/大豆生田啓友 P2より)
ワンオペ育児に、情報社会、AI登場によって先の見えにくい世の中になったことで、子育てを焦ってしまい、沢山の習い事をさせようとする方もいるけれど、本当に大切なのは、そこなのかなあ?と本書は問いかけます。
非認知能力とは、読み・書き・計算のように数値ではかることのできる学力とは違った、心や社会性に関する力のことです。(非認知能力を育てるあそびのレシピ 0歳~5歳児のあと伸びする力を高める /講談社/大豆生田啓友 P3より)
非認知能力を育てるとは、こころの豊かさを伸ばす能力、豊かに生きる力を身に着けること。
つまり、
何かに熱中・集中して取り組む姿勢、自分の気持ちをコントロールできること、他者とうまくコミュニケーションできること、自分を大事に思えること、といった力のことなのです。(非認知能力を育てるあそびのレシピ 0歳~5歳児のあと伸びする力を高める /講談社/大豆生田啓友 P11-12より)
この力、生きていくうえで本当に大切ですよね。結婚生活でも自分の気持ちをコントロールできて、うまくコミュニケーションができて、自分を大事に思えなければ、モラハラ関係になってしまったり、依存し合ったり、健康的な関係を築くことが難しくなってしまいます。
仕事でももちろん同じで、上記に加え集中、熱中して仕事ができると楽しいし、結果も出すことができますよね。
では、このようなちからを身に着けるためにはどうすればいいのでしょうか。
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