非認知能力って何?子育てで大事にしたいのは信頼感と自己肯定感育て

非認知能力って何?子育てで大事にしたいのは信頼感と自己肯定感育て

 

どんな遊び方が非認知能力を育てるか

当たり前のことが大切、とありました。そう、子どもは特別高価なおもちゃを買い与えなくても自分で遊びを開発することができて、その「当たり前のこと」がとても大切な学びや気づきになります。

大人から見ると何をしているんだか、と思うことでも子どもが夢中になっている時、そこには学びがあるのです。

 

夢中で遊んでいる子は、実は、「問い」を持っていたり、「探求」したりといった「学び」を実践しているのです。これがアクティブラーニングです。子どもの興味・関心・意欲などを大事にするあそびは非認知能力にを育てるだけでなく、知的好奇心の育ち、つまり、認知能力にもつながります。非認知能力を育むことで、「知る」という認知能力も伸びていくのです。

非認知能力を育てるあそびのレシピ 0歳~5歳児のあと伸びする力を高める /講談社/大豆生田啓友 P15より)

 

どんな遊びでも子どもにとっては、遊びであり、学び。この本を読んでいると、「教育、教育!」とめくじらを立てるのではなく、子どもに寄り添い、受け止めながら、自由に夢中になれるものを模索させてあげたいと思うのです。

 

 

小さな頃に何かに夢中になった経験が、ある時期になると、別の興味に向かい始める原動力になったりもするものです。ですから、まずは、子どもが大好きで夢中になっているあそびを大事にしてあげてほしいのです。(非認知能力を育てるあそびのレシピ 0歳~5歳児のあと伸びする力を高める /講談社/大豆生田啓友 P20より)

 

大人も沢山遊んでほしいなと思います。思いきり身体を動かしたり、趣味に没頭したり、楽しいことをしたりして。人の目を気にせずに自分を楽しんでください。

 

悩みがある時や人生が停滞してしまう時というのは遊びが足りないせいでもあるのです。生きていることがすべて○○すべき、や損か得か、に囚われてしまってつまらない。損したくないから動けなかったり、こうすべきだからやめられない、とか。

損したくない、傷つきたくない、こうすべきだから、と頭で考えすぎると動けなくなる。そして結果的には頭で考えて計算しようとしてしたことは、「損」に繋がることが多いように思います。

 

それなら、思いきり遊んで、思いきりこころのままに、納得できないことはやらない、楽しいと思ったほうに進む、それが得になるかわからなくても、やりたいことを、やろう。

 

大人も、大人だからこそ、自由に心豊かに過ごしたいですよね。

 

ペイント・お絵描き、大人も子どもも楽しめます

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