HSPは結婚に向いていない?上手くいかない理由や疲れるポイントを理解しよう

HSPは結婚に向いていない?上手くいかない理由や疲れるポイントを理解しよう

好きだけど、ずっと一緒にいるのは苦痛

 

HSPさんは家にずっと恋人や配偶者がいるとイライラしてきませんか?

ペースが乱れるのがイヤ、完全にひとりの時間がないのがイヤ、息苦しい、そんな風に。

でも決して相手のことが嫌いだからではないのに、イライラしてしまう。そしてそのイライラが相手に伝わって、更に空気がどんよりする(苦笑)

 

HSPって完全にひとりになれる時間が必要ですよね。

 

誰かが同じ空間にいれば、相手のことを気にかけてしまう。お腹が空いているかな?これからどんな風に予定組もうかな。そんな風に相手のことも考えながら次の行動を考えてしまう。

 

HSPって勝手に疲れてしまうんですよね。他者の存在があるだけで。

 

他者のことを考えてしまうので疲れちゃう。

他者のあれこれを感じ取ってしまうので疲れちゃうんですよね。

 

いや、単純に、もう、誰かがそこにいるだけで、本当に疲れる(苦笑)

 

そしてそれは別に誰が悪いということでもなくて、私含めこの記事に共感してくれるHSP気質の方々はそういう気質なだけで、夫(相手)は何も悪いことをしていないし私(皆さん)を攻撃しようとしたり傷つけようとしている訳ではないのに。

 

一緒にいるだけで、ひとりになることができないだけでイライラしてしまって夫にも嫌な思いをさせてしまうことがあります。自分以外の人の存在がない時間が必要なんです。

 

少し前に作家の山本文緒さんが、NHKのあさイチで

 

新婚旅行中も一日2,3時間は一人にしてくれ、と夫に頼んだ

つい最近までずっと別居婚をしていた

 

ひとりの時間が、たいせつ。ひとりの時間がないと、酸素が足りない、みたいになってしまう

と仰っていました。

 

うーん、わかる。

山本さんのお話にとてもとても共感しました。

そう、酸素が足りない、比喩ではなくリアルに息ができない。息が詰まる。

相手のエネルギーに侵食されるような。

一旦、タイム!タイム!

なんか、エネルギーが、、、入ってきて、苦しい。

息が、、、できない。

頭が、痛い、、、

例えば週末、ずっと一緒に過ごしていると、そんな感じになります。

 

恐らく山本さんもHSPでかなり繊細な方なのではと勝手ながら推測しました。

同じ番組内で、

 

もともと会社勤めの通勤ラッシュの電車が本当に嫌で、苦痛で、会社の近くに引っ越して通勤時間を減らすために小説を書いてみたのがきっかけ

 

自分と違う世代や状況にいる方々の心理描写も、もともとテレビやネットで若い人が話をしているのを見るのが好きなので、自然と彼らの気持ちや話がスッと入ってくる

 

というお話もされていました。

感受性が豊かで共感力が強い方なんだなあ。だからスゲー引きつけるモノを描かれるんだなあ、そんな風に感じて改めて好きだなあと思いました。

余談ですが、山本文緒さんの作品をはじめて読んだのは恋愛中毒で、もうもう、度肝を抜かれたので是非お勧めしたいです!

モラハラや依存、思い込みの強さ、繊細さのクレイジーな側面が描かれていてラストが本当にえー!!!って声を上げて読み終わる、心臓ドキドキさせられた作品です。すごかった。

 

こっちもおススメ

ドラマにもなっていましたね。

天気の子や君の名は。の新海誠監督も山本文緒作品のファンだそうです。

アニメはこちらも超おすすめ

【次ページ】引き続き、24時間特定の人たちと一緒という状況はかなり苦痛だよね、の話

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