【結婚できないかも!子どもも欲しい!焦る!】女性は37歳から生きやすくなる

【結婚できないかも!子どもも欲しい!焦る!】女性は37歳から生きやすくなる

これを書いている私は
30代後半で、子どもが2人います。
一度アフリカンアメリカン(黒人・ブラック)と結婚し、離婚を経験。
再婚後に子どもに恵まれました。

 

20代、いや10代の頃から

いつ結婚できるんだろう

そればかり考えていました。

 

 

男を必要としない強い女でいたい、そう願いながらも
「運命の男」と出会い、結婚する(永遠を誓う)ことを夢見ていました。

 

しかしこればかりは相手が必要なことですし、

私をここから救って!
誰か!運命の人!
愛されたい!

というようなギラギラした感じが出てしまうと、なかなか「運命の相手」と出会うことも難しいのが現実です苦笑

 

過去の私は、好きになる人にはいつも振り向いてもらえず、
私より「格下」の男にばかり好かれるのはなんでだろう、、、と
上から目線で悩んでいました。

 

今思えば、その「好きな人」のことも本当に好きだったかどうか怪しく
「この人と結婚したら〇〇が手に入りそう、、、」
と打算と自分の都合で執着していただけのようにも思います。

 

未来が見えなくて、焦る
女として、男がいなくてはダメ
子どもはやっぱり産んでみたい
結婚もしてみたい

あぁ、未来の確約が欲しいっ!!!!

といつも思っていました。

 

今を生きずに、未来の・いつかやってくるはずの「幸せ(結婚と子ども)」を夢見て(欲して)いたことを、後悔しています。

 

もっと、今あるものを大切に生きていたかった
もっと、ありのままの自分を受け入れてあげればよかった
もっと、「今、この瞬間」を楽しめばよかった

 

今、昔の私に声をかけられるのだとしたら、こう言ってあげたいです:

 

 

そんなに焦らなくても大丈夫
今をもっと楽しみな
今の連続で未来があるんだよ

見えないから、確証がないから、怖いよね
怖いから、誰かに救ってほしくて

その誰か、というのは(運命の)男で

 

早くずっと一緒にいてくれる人を確保したいんだよね
親も喜ばせたいし、子どもも欲しいんだよね

わかる。

 

でも、結婚したから自動的に幸せになる訳でもないんだよ
焦って、しがみついても、いいことないよ

 

「結婚できた」という事実があれば人から責められない、引け目を感じずに済むからって
「私は結婚できなかった訳じゃない」と言うために離婚前提で結婚しなくてもいい

 

「これが最後の男かもしれない」と思うのもわかる。
先のことなんて誰にもわからないから不安だよね。

でも、男はたくさんいるし、出会いはこれが最後なんてことない

それにグッドニュース。

男がいるかいないか、の話題ばかりの日々から降りられる日は必ず来る。

 

 

そんな風に声をかけたい。

こちらの本を読んでいたら

「37歳になったら、かなり生きやすくなったよ」とジェーン・スーさんと中野信子さんのお二人が語り合っていて、とても共感しました。

 

20代、30代の若い女性は、社会に、世間に、周りの人々に、焦らされる。

 

仕事に恋に全力投球

いつかは結婚するんだよね?、、、

今は誰かいい人いるの?

子どもは欲しいんだったら早くしないと、、、

余計なお世話よ。

みんなうるせーうるセー、早くしないといけないと一番思ってるのは私だよ怒

 

あー、もうめんどくさいんだよ
みんな結婚していくのに私だけまだ出会いがない
一生一人ぼっちなのかな?
寂しいよ、不安だよ

 

大丈夫。

大丈夫だよ。

今焦っているあなたは、「は?何を根拠に?」と苛立つかもしれない。

それでも私はあなたに、大丈夫だよ、と伝えたい。過去の自分に、そんなに焦らなくても大丈夫だよと伝えたい。今「こうなったら失敗」と思っていることは意外と「あなたにとっての正解」なのかもしれないよ。

(※Disclosure:記事内のリンクの一部はアフィリエイトリンクです。詳しくは運営者情報をご覧ください。)

若さは辛さ:不安なのは未来の選択肢がたくさんあるから

石田ゆり子さん。素敵ですよね。

彼女のお家で動物たちが暮らす様子が見られるインスタにいつも癒されています

石田ゆり子さんがエッセイの中でこんな風に書かれていました

48歳になったいま、体力的なことで、年をとる大変さを感じることはありますが、「年を取るのが嫌だ」と思ったことはありません。

時間は、皆に平等に過ぎていきますし、若いことが偉いわけじゃない。むしろ、若いことは苦しいことだと思っています。

(中略)

20代は、おそらく誰にとっても、恋愛においても仕事においても、人生においても課題ばかりだと思います。

大人になったいま思うのは、「若さ」とは、周囲のためにあるんじゃないかということ。若い当人は無我夢中で、必死にもがいて生きている。たくさんの可能性を秘めた、懸命な若者の姿を見て、周囲は美しいと感じ、活力をもらうんです。若者は、辛く苦しいからこそ、美しいんですよね。

Lily 日々のカケラ /文藝春秋/石田ゆり子p16-17より引用)

本当にそうですよね。若いって、辛い。

 

先が見えない
何も約束されていない
自分次第と言われたってどうやって生きていいのかわからない

これで正解なのかわからない

先のことを考え過ぎて動けない
やりたいことはあるのに不安で動けない

 

「若いから」という理由で信頼してもらえない
ナメられる
悔しい
私だってできるのに

 

わかってもらえない
理解されない

 

居場所探し
わたしの居場所はどこ?
本当の自分らしくいられる、
もっと別のどこかに行ってみたい

 

若い女性、20代、30代の女性の選択肢は山ほどあります。

 

結婚するか、しないか
子どもを産むか、産まないか
仕事をするか、結婚・出産のタイミングで仕事をやめるか

ヘテロノーマティブ的にはこのような選択肢、人生の分岐路をはじめとして
若い女性たちは人生に悩みます

 

選択肢が多すぎて
何が正解なのかわからなくて

もしくは

「私にとっての正解が社会の正解とは違う」ことに悩みます

 

先出のジェーン・スーさんと中野信子さんの本にこんなことが書いてありました。

中野 自信がないからこそのよさもあるよ。人間はライフサイクルのうちで10代から20代にかけてが、最も自信がなくなるフェーズで、なぜその時期に自信がない方がいいかというと、自信がない方が圧倒的に学習の効率がいいからなんです。何かを学ぶスピードが格段に速くなる。だって私たち、自信なくて不安な方が一生懸命勉強するでしょう?周囲のみんなの真似をしているうちに、できるようになることがたくさんある。学習をプロモートするために、不安な感情をあえて高めている時期が人間にはあるということ。だから、本人にとってはつらいけれど、今は勉強する時期なんだと思って安心してほしいなあ。

女に生まれてモヤってる! 本当は「自分らしく」いたいだけなのに /小学館/ジェーン・スー P175-176より引用)

もっと早くこの言葉を知りたかったです。

 

焦ったり、不安になるのはあなたがダメで劣っていて不安症だからじゃない。

そもそもこの時期は不安になるものなんだよ。自分の道を探そうと一生懸命だからこそ不安になるんだよ。

そんな風に声をかけてくれる大人がいたならば、私の人生はもっと違うものになっていたのではないだろうか、と思わずにはいられません。

 

若い頃は自分自身の不安に振り回されて、自信も持てなくて、他のみんなは自信を持って楽しんで生きているんだと思うと、「あー、なんか、、、はぁ、、、」と当時は言語化できなかった劣等感や不安感に悩まされていました。

周りに嫉妬し、誰かに彼氏ができたと聞けば焦り、みんなが楽しそうにグループで遊んでいるのを横目に、なかなか自分から「入れて〜」が言えなかった。

 

 

悩むのは若さの証拠

不安なのも若さの証拠

若いとはそもそも辛いもの

不安で辛いのは、未来の選択肢がたくさんある証拠

 

今辛いのは全然変なことじゃない。むしろ、普通。私は、普通。だって、若いんだもん、不安なのは当たり前よね。

 

自信がないと他人を攻撃してしまう

中野 どうやって自信を手に入れたかという問いに戻ると、それに対する答えは、「加齢」なんです。だから40代、悪くないと思うなあ。

スー それが一番救いがあるよね。自信がないと人って攻撃的になるでしょう。私がそうだった。なめられないように強気に出たりとか、そういうことばかりしていた時期があった。自信がないことで逃したチャンスもあったし、優しくしなきゃいけないところでなぜか強気に出たりとか、不適切なことをたくさんしてきました。

(中略)

中野 ちなみに、自分の不安を埋めるために恋愛や結婚に走るのは無駄だと思う。結婚したからといって、相手や相手の優れた資質が自分のものになるわけではないし。そもそも結婚した夫婦の3分の1が離婚する時代だし。

スー 足りないところを人で埋めようとすると、絶対に失敗するよね。

女に生まれてモヤってる! 本当は「自分らしく」いたいだけなのに /小学館/ジェーン・スー P175-177より引用)

本当にその通りです。

どれもこれも年を重ねて、振り返ってみて初めてわかることかもしれません。

結婚で自信を補おうとしたって無駄。結婚したからと言って、自分の心の隙間が埋まるわけではない。と色々なところで言われていますが、「とにかく結婚したい!」と焦っている時にはそんな正論も耳に入りません笑

 

 

・これを逃したら次はないかもしれない

・こんなに時間とお金を投資してきたのだから、結婚してその分を「回収」しなくては「元が取れない」

・結婚さえすれば、彼も変わるかもしれない

・子どもさえ産まれれば、きっと状況は変わるはず

・結婚してお母さんになれば、自信が持てて満たされるはず

・うまくいかなかったら別れればいい

・結婚したことがない、よりも、バツイチ、の方が体裁を取り繕うことができる(選ばれなかったわけじゃない、縁がなかったわけではない、愛されなかったわけではない)

 

上記いずれかに心あたりがある場合は、ちょっと、一旦落ち着こう。

そのまま結婚してしまうと泥沼、モラハラ生活に突入してしまう可能性があります。

37歳から生きやすくなる

中野 (前略)でもね、37歳くらいで男目線とかそういうのが関係なくなる時期がきましたね。ようやくビンテージになれたな、みたいな。

スー うんうん。私はボーヴォワールじゃないけど、「女から人間になったのだ」っていう実感がありました。そのあたりの年齢って子どもを産まない人生みたいなことに信憑性が出てきた時期だと思うんですよ。そろそろ物理的に難しそうだな、っていうところでようやく規定の女らしさから降りることができた。(女に生まれてモヤってる! 本当は「自分らしく」いたいだけなのに /小学館/ジェーン・スー P165より引用)

 

中野 自信なんて今も本当はないんだけど、ただ、生きづらさがなくなったのは37ぐらいなのね。やりたいことをやってフランスから帰ってきて、結婚してちょっと落ち着いたのが37くらいだった、っていうのもあるかもしれない。それまでなぜ生きづらかったかというと、ずっと不完全な感じがしていたからなんだよね。これは女であることとあまり関係がないかもしれないけど、何かをしないと完全な人間になれない、自分には何か部品が足りていないんだ、という不完全な感じがずっと私にはあって。

(中略)でも周囲を観察してみたら、「あれ、意外とみんなも完全じゃないよね?」ってことを遅ればせながらようやく気づいて。そのことに気づいたら、別に完全じゃなく生きることのほうが面白いのかも、と思えるようになったよね。自分なりのやりたいこと、やらなきゃいけないと思っていたことを全部やった先に見えたのがそういう世界だった。((女に生まれてモヤってる! 本当は「自分らしく」いたいだけなのに /小学館/ジェーン・スー P170-171より引用)

もっと早くこの対談を読んでいたかった。

 

もっと早く、人生の先輩たちの話に耳を傾けることができていたら。
もっと早く、もっと早く、、、と思うけれど

 

必要な情報を見つける力も
必要な言葉を見つける力も
必要な考え方を見つける力も

いつも少しだけ遅れてついてくる

 

今の自分が問題視していないことが浮き彫りになるのが、「あー、あの時ああしていれば、、、」と過去を振り返って悔やむときだからなのかもしれない。

 

10代、20代、30代、
進路に悩み、恋に悩み、仕事に悩み、結婚に悩み、妊娠・出産・子育てに悩み

「女だから」というジェンダーに知らず知らずのうちにとらわれて
比べては焦り、
焦り、不安だから攻撃してしまう

 

自分でチャンスをぶち壊してしまう

ああ、こんな自分ダメだと自分を責める、、、

 

 

若いって本当に辛いです。
思い出したくもないこと、思い出すとまだ胸がチクッとすること、辛いことがある。
でも、振り返ると、懐かしくて、たまらないこともある。

 

今、若くて、悩んでいて、不安に苦しんでいるあなた。

37になったら「女」であることからおりられるよ。
あなたらしく生きられるよ。
なんか、楽になるよ。

と言われても

 

待てねーし笑
今辛いんだし
今なんとかしたいんだし
今、不安なの!

と思っていることでしょう

 

でも大丈夫。
それでも、大丈夫、と私は言いたい

 

どうか焦らないで
焦る気持ちが出てきたら

若いうちは焦りやすい脳の構造をしているらしい。そういう仕組みになっているのだ。

と思い出してみてください。

 

焦るのは必然、比べるのも必然、攻撃的な態度や物言いをしてしまうこともあるかもしれない。

でも大丈夫。

 

焦りながら、もがきながら、自分の道を探してほしい。

何度失敗してもいい。

 

私は30になったとき、
もう人生終わった、もうやり直せない、
と思ったけど

今から思えば30って一番いい時

 

辛い20代を終えて、経験値がついて
少し生きやすくなって、
体力もある最高な時

 

でもその時はそうは思えなかった。

もう30になってしまった、、、
そんな風に思いました。

思えば10代、20代はいつも
もう〇〇歳になっちゃった、、、とネガティブな意味で捉えて

「もう〇〇歳なのに、まだ自分はこんなだ、、、。
こんなはずじゃなかったのに」

なんて思っていたように思います。

 

30代も後半になるとあまり自分の年齢を数字として意識することはありません。

色々なことを経てかなり生きやすくなった。やりたいこともたくさんある。

なのに、体力が、ない。。。

 

というのがもっぱらの悩みになるので

メンタルを保つためにも、やりたいことをやるためにも、運動、スポーツ、ストレッチを続けておくことをおすすめしたいです。

 

大丈夫。

必ず自分らしく生きられる時はくる。

そしてそれは大体37歳前後のことが多いようです。

【HSP アダルトチルドレン 家族のはなしのカウンセリング】

・HSP・アダルトチルドレンと自認がある

・自信が持てない

・将来が不安

・このままでいいのか

仕事・結婚・恋愛・子育てのお悩みが楽になる、役立つ情報を動画やブログ、メールマガジンを通じて発信したり、オンラインセッションをしたりしています。

詳細諸々はこちらからご覧くださいませ

(Visited 246 times, 1 visits today)

エッセイカテゴリの最新記事