「パパ臭い!」言えるのは良いサイン? 子の自己肯定感育てる家庭とは

「パパ臭い!」言えるのは良いサイン? 子の自己肯定感育てる家庭とは

クレヨンしんちゃんの世界観が理想

「パパ臭い!」問題について考えていると
クレヨンしんちゃんの世界観を思い浮かべずにはいられません。

クレヨンしんちゃんのパパ、ひろし、の靴下は臭い
がネタになっています。

 

 

例えばしんちゃんが
「とうちゃんの臭い靴下攻撃〜」みたいな感じで
パパの足が臭いことをイジったりしますよね。

 

しんちゃんはのびのびと
外の世界で沢山の大人を困らせます。

 

本屋さん
地元の不良女の子グループ
幼稚園の先生

臆することなく関わっていきます。

 

それもこれも
家庭が心理的に安全で
みさえとひろしが
しんちゃんとしっかり関って

「この、おバカ!」と愛を込めて突っ込んでいることにあるような気がしてなりません。

 

 

そして夫婦の間に会話があること

しんちゃんと関わる前に
夫婦が関っていることもしんちゃんが安心してのびのびいられることにつながっているような気がします。

 

お互いに突っ込めるかどうか

結構大事です。

 

 

心理的に親しくなければ
「おバカ!」だとか
「パパ臭い!」だとか
言えないですよね。

 

親子であっても家庭内でこころの距離がある場合

そんなことは言えません。

 

または、
親が被害者ぶってしまう家庭(子どもがアダルトチルドレン)でも
言えません。

 

例えばお母さんが
「どうせ私が悪いんでしょ!」
「あなたはいつもそんなことをする!」
「どうして困らせるの!」
などと言って

お母さんはこんなに頑張っているのにあなたはわかってくれない
という趣旨のメッセージを泣きながら伝えて来るような親子関係ですと

 

子どもはお母さんに甘えることができません。

 

「お母さん、うざい」などと言ったら
お母さんが被害者ぶり
子どもを「加害者」にしてしまうからです。

 

こんなことを言ったらお母さんがまた泣く(から、めんどうだ)

という理由で
子どもはお母さんに何も話さなくなります。

心理的距離が生まれるので相手に突っ込むどころではなく、相手の機嫌を常に伺うような関係になってしまいます。

【次ページ:子育てが辛いと感じているなら、みさえとひろしを見習ってみよう】

(Visited 126 times, 1 visits today)

エッセイカテゴリの最新記事