アメリカで出産 日本から母親に手伝いに来てもらうべき?メリット編

先に書いたように、デメリットがある中で、

私は自分の母親が私の息子が産まれたあの時そばにいてくれて本当に嬉しかったです。

でもあの時あの瞬間は自分のことで手一杯で母を上手くテイクケアできませんでした。母だって日本語が通じない環境で、いつもと違う場所で、「他人」ともいえる私の夫と長時間同じ時を過ごすのは辛かったと思います。もう一度同じ時を過ごすことができるなら、もっとやさしくしたい。感謝を伝えたい。

ずーっとイライラしていた私は確かに「産後ガルガル期」でした。ガルガル期という言葉があることを知った時、確かに笑と笑ってしまったほどに野獣のようにすべてのものに威嚇せねばならないような、すべてのものにガルルーと牙をむいてしまうような、そんな感じでした。

産後にガルガルしていたのは入院中が最もひどかったです。母に八つ当たりしたのも入院中が最もひどかった。つまり喧嘩が起きたのは入院中。特に、アメリカでの入院は2、3日程度と聞いていたのに1週間も入院するハメになり、毎日ドクターから、Not todayと言われるたびに絶望的な気持ちになって泣いていました。

しかも完全母乳をかなり推す病院で、まだそんなに出ない胸にしゃぶりつきながらお腹が空いて泣き続ける赤ちゃんに何とか絞り出そうとしながらも出なくて乳首がちぎれそうになった、あの病院での母乳育児教育が本当に辛かったです。特に私はミルクでも全然良いと思っていたので、予想していなかった「完全母乳の押し付け」にものすごく戸惑いました。

しかし振り返れば、あの特訓があったおかげでかなり順調に母乳育児をすすめることができました。後付けではすべてのことに感謝です。でもまさにその時には余裕が無くて、楽しめなくて、振り返ればあの時間が一生に一度のキラキラした時間で。どうして人は今この瞬間が永遠に続くような気がしてしまって大切にできないんだろう、なんてセンチメンタルになってしまいます。なので今これを読んでくれているあなたが、もしはじめての赤ちゃんに、すべてのことに戸惑っているならば、この瞬間は永遠ではない、今だけ、そして忘れてしまう、、、んですと伝えたい。良くも悪くも、いつか終わってしまう、終わる時間なのです。

病院から帰宅してからは赤ちゃんと母と3人または夫と4人で出かけたり、楽しく過ごしました。それではアメリカ(海外)で出産する際母親に日本から手伝いに来てもらうメリットをご紹介します。

物理的に助かる

私は帝王切開で産みました。
やはり手術後ですので傷口は痛いし動くのは大変でした。
そこで退院後は

母が洗濯、食事の用意、ミルクの用意、簡単な掃除などしてくれたので助かりました。

そして子育ての先輩でもあるので、私が知らないグッズを教えてくれたり、
赤ちゃん育児のアドバイスもしてくれて助かりました。

例えば、「アメリカには沐浴剤はないのか?」とずーっと言っていて、
私は赤ちゃん用の髪も洗えるボディソープと「沐浴剤」の違いが分かっておらず、
ソープがあるから大丈夫ってずーっと言っていたんです。

なんなら私は「沐浴」が「お風呂」とどう違うのか「沐浴」の意味がよくわかっておらず、やり方も全然知りませんでした。

母に勧められ、この沐浴剤スキナベーブをアマゾン.co.jpでオーダー。

結果、めちゃくちゃ助かりました。洗い流さなくていいんですよね、これだと。
スキナベーブを混ぜたお湯をベビーバスに張って、そこに赤ちゃんをじゃぶんし、ごしごし、ふきふきしたらオッケー。これは本当に買ってよかったアイテムです。海外で出産される方で、おかあさんに来てもらう予定の方は是非これを持って来てもらってください。便利です。

親孝行できたようで嬉しい

色々家事や身の回りのことを手伝ってもらいながら、
更になるべく私が眠れるように夜間の授乳や夜泣き対応までしてもらって本当に助かりました。それをやってもらうことも、甘えることが親孝行なのかなと意識していました。

私の出産時期の少し前に「おばあちゃん」になった知人が

「孫の世話をするのは楽しいのよ。孫の顔が見られて、
お世話をさせてもらえるなんて、それだけで親孝行してもらってる」

と言ってくれたからです。

抱っこしていてくれるのも、きっと母は楽しんでやってるんだ、って。

アメリカに住んでいると、なかなか頻繁に会うことができないから、

だから今だけは、甘えたい。

孫をたくさん抱っこしていて欲しい。

たくさんお世話して欲しい。

そう思いました。

夫と母の距離が縮まったようで嬉しい

私は産む前数日間誘発期間で入院、産んだ後も熱が出て退院が伸びた、
という訳で1週間入院していました。

当然母はアメリカでひとりで行動できませんので(言葉もできないですし、車もない)、夫が母を連れ出してくれました。一緒に食事に行ったり、軽く観光したり、買い物に行ったり。アメリカに住んでいる私たちと日本に住んでいる私の両親はじめ家族、親戚同士の親交を深めることはなかなかむずかしいです。なので勝手ながら夫と母が二人で時間を過ごしてくれることがなんだかとても嬉しいことでした。

まとめ

デメリットも書きましたが

母にとっての「孫」がこの世に誕生してからの数週間という貴重な時間を共に過ごし、共に寝不足を経験し、共に闘ったことが私の中で最も大切な人生の1ページのひとつになったことは間違いありません。

せっかく遠くまで手伝いに来てくれたのに、イライラして八つ当たりしたりしたこともあった、どうして私はやさしくなれないんだろうと病院で喧嘩したことを悔やみ、そして来てくれたことに感謝を覚え、さらにこれから先母無しで育児していくことを思い、私は母を空港で見送った後、めちゃくちゃ泣きました。ずーっと嗚咽が漏れるほど、車に乗って帰宅する途中も、帰宅した後も、泣き続けました笑

それくらい「母が出産のために手伝いに来てくれた」ことは良くも悪くも私にとっては精神的にも物理的にも大きなことでした。

自分の子どもの顔を見てやっと、母との確執のようなもの、色んな想いが浄化されるような、母を初めてこころから許せたような、言葉にできないそんな不思議な気持ちになりました。

一番手伝いが必要なのはやはり右も左もわからない生後2週間くらいまでではないでしょうか。

生後1か月過ぎた頃から、生後2か月もすると大体赤ちゃんとの生活も慣れてきます。

手伝いに来てもらうのではなく、慣れてきた頃に「日本の家族には赤ちゃんに会いに来てもらう」というのもいいですよね。

落ち着いてきたら日本から来てもらうことにすれば、私のような喧嘩はきっと勃発しないでしょう。

最も手伝いが必要な時は生後すぐから数週間、だけれどもその間は自分も余裕がないので「アウェイ」の母親を上手くテイクケアすることができずに喧嘩になるリスクがあるけれど、来てもらってよかった

「お母さんが日本から来ることができる方」はラッキーです。

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