赤ちゃんと猫、いつから一緒に過ごす?同居は危険?ストレスは?

赤ちゃんと猫、いつから一緒に過ごす?同居は危険?ストレスは?

妊娠が分かった時から夫が心配していたのは、

猫たちと共存できるかどうか

実は私はそこまで心配しておらず、大丈夫だろうと楽観的に構えていたのですが、産まれてすぐは今度は日本にいる父が孫を心配し、猫ちゃんたちと共存できてる?とひっきりなしに心配していました。

確かに、赤ちゃんが

  • 猫に引っかかれないだろうか
  • 踏まれないだろうか
  • 衛生的に大丈夫だろうか
  • 猫の毛まみれにならないだろうか

心配になりますよね。

うちの場合は二匹の猫ともうすぐ2か月になるうちの息子はアメリカの1ベッドルームのアパートで大きな問題なく同居しています。

うちの場合、猫と赤ちゃんはどうだったかという個人的な体験談をシェアしたいと思います。結論から言えば、恐れていたことは何も起きませんでした。

育児の悩みや不安、予習に合わせて読みたい

妊娠中から出産直後まで、私はこの本に救われました

赤ちゃんと猫、危ないんじゃないか?!

妊娠中、夫は

赤ちゃんを寝かせておいたら猫が踏みつけるんじゃないか、、、

とそれを何よりも心配していました。

妊娠中はこの中に猫がよく入っていました。

(↑妊娠中は、そろえた赤ちゃんグッズを入れる物置として使用)

ここに赤ちゃんを寝かせようね、と話していたのですが、ぴょーんと勢いよく出入りするので、確かに不安。。。。そこで夫が購入したのは

モスキートネット

(蚊よけ、虫よけネット)

こんなのです

ネットがあれば大丈夫かもしれない、という気持ちはわかる。

しかしこんな薄っぺらいネットじゃ、万が一猫がジャンプしてきたら
すぐペッシャーン、ということで使わず。2か月経ち、ここまでネット無しです。

最初の頃、ぴょーんと猫がジャンプインしたことはありましたが(ヒヤッと焦った)
赤ちゃんの上に着地することなく(してたらヤバい)
今のところ大丈夫です。

どうやら猫たちも、「赤ちゃん」を猫たちなりに認識しているらしく、存在を意識して避けたり、ちゃんと踏まないようにしたりしているようなのです。

 

【防止策番外編】動き回るようになると猫の砂が心配になりました

(※息子1歳3か月時点で追記しています)

それまでずっと固まるタイプの猫の砂を使っていたのですが、



こういうやつ。ほこりが舞い散るし、どうやっても部屋の隅から隅までぽつぽつ砂が落ちている状態でした。


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日本だとまた色々あるみたいですね。

それを

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常陸化工 トイレに流せる木製猫砂 6L×6個 (ケース販売)

このような木製タイプに変えました。

万が一飲み込んで、それが固まって窒息したらどうしようと不安だったのですが、これがすごくいいので猫砂ではなく最初からパイン(木のチップ・木製猫砂)にしておけばよかったです。もしもまだ固まるタイプの砂を使っていらっしゃる場合は木製が俄然おすすめです。最低最悪の事態がおきて、仮に舐めてしまっても水分でサラサラと砕けます。

においもないし、ほこりがたって煙たくなったりしませんし、本当になんで最初からこれを使っていなかったんだろうって感じです。

赤ちゃんと猫、猫は同居ストレスか?!

最初猫たちは、「こいつは一体なんなんだ????」という感じでした。

病院から帰ってきた日、シャー、するかなぁと思っていたのですが、シャーすることなく、カーシートに入ったまま室内に入ってきた赤ちゃんの周りを、くんくんしながらぐるぐるぐるぐる囲っていました。

しばらく猫たちは赤ちゃんに近寄りもせず、避ける感じでかなり距離を取っていました。

得体の知れない生き物が突然やってきて、生活はその生き物中心になり、これまで好きな時に抱っこされていたのに、得体の知れない生き物のせいで(私に)甘えられなくなってしまった猫たち。

産まれてすぐの赤ちゃんと猫を一緒にすることには不安があったので、赤ちゃんのいる部屋のドアは必ず閉めるようにしていました。いつもは開け放たれているそのドアが閉まっているので、猫たちはガリガリ、にゃーにゃ―、入れて入れてと毎日夜中大騒ぎ。ドアの下から手が出てくる、必死な声をあげながら、、、それはまさにウォーキングデッドのウォーカーさながら。。。


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隔離されてしまって、さびしかったのでしょう。いつもと違う様子に戸惑っていたのかもしれません。一緒に暮らして7年になる甘えん坊の先住猫の戸惑う様子の数々は初めてみるものばかりでした。

 

居場所を奪われた、どうして入れてくれないの、僕らも入れてよ、、、どうして一緒にいられないの、、、

そんな声が聞こえてくるようで私も辛かったです。父からも、

「猫たちが嫉妬して赤ちゃんをいじめないといいんだけど」と不安の声がありました。

 

私もそれは心配で隔離していたのですが、猫たちは最初赤ちゃんの存在を無視とにかく私と(飼い主と)一緒にいたい、という感じで、ストレスを赤ちゃんに向けることなくとにかく隙あらば私のそばに来ようとする、そんな感じでした。

 

隔離している時も、隙あらばベッドルームに入ってきて、最初はダメ!と出していたのですが、そんな日々を過ごすうちに少しずつ赤ちゃんに危害を加えることはないとわかったので、見張りながら徐々に隔離を解除し、もうすぐ生後2か月になる今は完全開放しています。

最初猫たちにとっては初めて聞く赤子の鳴き声もストレスだったと思います。

今もギャン泣きしている時、彼らは赤ちゃんから最も遠い場所にできるだけ避難しています。
(クローゼットの中だとか、キャットタワーの中だとか、ベッドの下だとか)

そんな彼らですが、少しずつ赤ちゃんに慣れていきました。

赤ちゃんと猫、一緒に寝る

今では、2匹いるうちのこっちの子なんて、赤ちゃんが泣いている時には舐める。

頭をぺろぺろしてくれます。慰めようとしているんだとは思うのですが、なんせ猫の舌はざらざらしていて痛いので、余計に泣く(かわいいw)髪の毛だけぺろぺろしてもらってます。

もうひとりの子は、舐めはしないものの、赤ちゃんが寝ているとそっと近づいて添い寝しています。

なんだか守ってくれているみたいで見ていてあったかい気持ちになります。これはどちらも夫婦の寝室のベッドでお昼寝させているところですが、彼らはたまに、わざわざクリブの中にもジャンプして入りこんで、赤ちゃんと一緒に寝ています。

猫なりに、赤ちゃんは小さくて守られるべきもので、やわらかくてふわふわしているかわいいもの、と認識するようになったのかなあと私は思っています。

私はもう赤ちゃんが猫に踏んづけられる心配はしていません。

それは猫たちが愛をもって赤ちゃんを見守っているように思えることに加え、昼間など夫婦のベッドに赤ちゃんを寝かせていることもありますが、そこで猫たちがドタバタ追いかけ合い運動会を開催していても、絶対に赤ちゃんは踏まないのを見ています。うまいこと飛び越えて、ギリギリラインに足を着地させているのを何度も見ています。(大人のベッドに赤ちゃんを寝かせる時にはちゃんと見張ってました)

 

もちろん心配ではあるし、赤ちゃんをできるだけここちよく過ごせるようにしてあげたいと強く思っているのでリスクは回避したい。最初の頃は赤ちゃんも猫も守るために、不慮の事故など絶対に避けるために、赤ちゃんのいる部屋に絶対に猫は入れませんでした。

しかし今は猫たちは赤ちゃんを傷つけたりしないことがわかったので大人2名、赤子1名、猫2名で同じ空間で過ごしています。

 

まとめ

赤ちゃんと猫、うまく同居できるか不安ですよね。私も不安でした。でも2か月もしたら猫もだいぶ慣れています。猫の糞や肛門に赤ちゃんが触れないようにする、赤ちゃんの顔周りで猫が寄り添わないようにする(窒息防止)、これだけは守りながらあまり神経質にならずにこれからも彼らの共存を見守っていきたいと思っています。

赤ちゃんの顔に猫の毛がついていることもありますが、ついてたら取ればいい、それだけのことかなと思いあまり気にしていません。定期的な健康チェック(赤ちゃんも猫も私自身も、あと夫も)は欠かさずにいようと思います。

※これはあくまでうちのケースです。アレルギーのこと、免疫、ハウスダストや衛生面で不安のある方は専門家に相談されてくださいね。

 

【2020年7月28日追記】

息子は15か月になりました。猫たちとほほえましく一緒に遊ぶ、というようなことはあまりありません。息子が来ると猫たちは方々に散っていきます。おもちゃを握りしめてガンガン振り回しているので猫が危険を感じている状態です。

息子は悪気なく指差しをしながら猫の顔に指を近づけていったり、しっぽを握ろうとしたり、平手でバンバン猫のボディをたたいたりするような状態。

インスタで見かけるようなほほえましい子どもと猫の写真のような光景にはなかなかなりません。子どもも猫たちもお互い【我関せず】な関係です。

 

【ザクロとたい】にずっと憧れていました


ザクロとたい

 

猫がソファで寝ていると、猫の周辺におもちゃが並べられていたり、ソファの上の猫に触ろうとする息子を猫が少し構ってあげているのを見ると、子どもと猫たちと一緒に暮らせてしあわせだなと感じます。

もし猫が一匹だったらまた関係性が変わっていたのかなぁ。

子どもと赤ちゃんのほほえましいインスタ映えショットが撮れるような関係になっていたのかなぁ。猫が二匹いるので猫たちチームVS子ども、という2対1の関係性になっています(;^ω^)

 

ねことレトリバーとニートの生活、まめきちまめこさん最高に好きです

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うちの猫がまた変なことしてる。5 (MF comic essay)

 

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